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人間国宝 松井康成の全貌



練上嘯裂文大壺「シルクロード」 1981 個人蔵

異なる土を重ねて文様のある生地土をつくり成形する古来の技法《練上》<ねりあげ>を探求し、これを現代的な感覚で蘇らせたことで高い評価を得た松井康成<まついこうせい>(1927〜2003)の没後初の回顧展を開催します。

長野県に生まれた松井康成は、10歳代後半より茨城県笠間に住み、30歳の頃には同市内の古刹月崇<げっそう>寺の住職となりました。3年後には境内に窯を築いて中国や日本の古陶磁器研究を本格的に始め、やがて練上の技法に研究の的をしぼって、日本伝統工芸展や個展を中心に作品を発表しました。そして、1993年にはこの「練上手」<ねりあげで>の技術保持者として重要無形文化財(人間国宝)の認定を受けるに至っています。

本展では、線文様に代表される初期の作品にはじまり、ロクロを使用して内側から器の形をつくることで表面に亀裂を誘う「嘯裂」<しょうれつ>と呼ばれる作品から、磁器に近い土の組成と硬質な輝きを特徴とする「玻璃光」<はりこう>と作者が呼んだ晩年の作品に至るまでの代表作210点により、多彩な展開を示した松井康成の芸術をたどります。

 ■ 展覧会名  人間国宝 松井康成の全貌

 ■ 会  期  平成18年9月9日(土)〜10月22日(日) 月曜休館

           ただし、9月18日(祝・月)、10月9日(祝・月)開館、9月19日(火)、10月10日(火) 休館

 ■ 開館時間  10:00〜19:00 平日・日曜日

          10:00〜21:00 金・土曜日

           (入館は閉館時間の30分前まで)

 ■ 観 覧 料   一 般900(700円)
         
          大高生700(500円)

          中小生500(300円)

          ■ 同時開催「名品でたどる丹波焼T」もご鑑賞いただけます

             ・(  )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
             ・ 兵庫県内在住、在学の中小生は、ココロンカード持参で無料になります。
             ・ 兵庫県内在住の65歳以上の方は、当日料金が半額になります。
             ・ 障害のある方およびその介護者は、当日料金が半額になります。
             ・ 17:00以降に観覧される場合は 夜間割引 になります。
             (一般500円、大高生300円、中小生100円


          ※ 前売券は チケットぴあ・ファミリーマート・サークルK・サンクス(以上 Pコード686-880)
                 又は ローソンチケット(Lコード53924) で販売しております    

 ■ 主  催  兵庫陶芸美術館 朝日新聞社

 ■ 後  援  兵庫県 兵庫県教育委員会 篠山市 篠山市教育委員会 丹波市 丹波市教育委員会 
         
NHK神戸放送局 財団法人兵庫県芸術文化協会

 ■ 協  力  丹波立杭陶磁器協同組合

 ■ 会期中のイベント いずれも当館研修棟セミナー室にて(定員120名)午後2時より 無料

   ○ 対 談 「松井康成の芸術を語る」

          9月9日(土)  松井 康陽 氏(陶芸家・康成長男)× 加藤 貞雄 氏(茨城県近代美術館長)

   ○ 講演会 「人間国宝 松井康成の世界」

          9月24日(日) 乾 由明(兵庫陶芸美術館長)

   ○ 当館学芸員による スライド・レクチャー

          9月16日(土)、9月30日(土)、10月7日(土)    

 ■ 同時開催  「名品でたどる丹波焼T」 館蔵品を中心とするテーマ展

         平成18年9月9日(土)〜11月5日(日)

 ■ 会期中入場者数 11,463 人(会期38日間)

 ■ 図録

「人間国宝 松井康成の全貌」

 特別展「人間国宝 松井康成の全貌」(2006.9.9〜10.22開催)の図録です

 色の異なる土を組み合わせて整形し、同時に模様を作り上げる「練上手(ねりあげで)」の
 技法を現代の感性で復活させ、重要無形文化財保持者(人間国宝)となった松井康成の芸術
 をたどります

  ■ A4変形 195ページ

  ■ 2,000円(税込)

  ■ 完売しました(今のところ増刷の予定はありません)

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