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TAMBA STYLE  - 伝統と実験 -


TAMBA STYLE −Tradition and Experiment−

やきものは古くから、人々の日常に深くかかわり、日常に彩りを添えてきました。そして現代では、器という枠をこえて、造形性のある作品も盛んに作られています。

丹波焼のふるさとである立杭では、平安時代から現在まで、人々の日常に深くかかわるやきものを生産し続けています。その作品は、華美ではありませんが、毎日の生活に温かみを与え、人々のくらしに寄り添うのには十分なやきものでした。

本展では、近年行われた発掘調査の成果や、民俗学の研究をふまえて、丹波本来の姿である日常のやきものを取り上げ、丹波焼と人々のくらしのかかわりをたどります。当地の人々の生活を写し出したやきものから、丹波の伝統を考えてゆきます。

あわせて、現在活躍中の作家を、丹波の地に招聘する "アーティスト・イン・タンバ" の第一弾として、常滑の作家である鯉江良二が丹波の土と窯で制作した作品をご紹介します。現地調達・現地制作・現地発表を主義に制作活動を行う鯉江が、丹波と出会い生まれた“鯉江良二の丹波焼”で、現在の丹波に問いかけます。

平安時代以降、一貫して日常のやきものを作り続けているという丹波の伝統。そして、鯉江良二が挑む丹波焼。それぞれの "TAMBA STYLE" を通じて丹波焼とは何かを探ってゆきます。


■ 関連イベントについては こちら

 


 ■ 主な出展作品

   ―伝統SIDE―
 

赤土部灰釉大甕
江戸時代前期
個人蔵

甕(マガ谷遺跡跡出土)
室町時代中期
但馬国府・国分寺館
灰釉花文貼付甕
江戸時代中期
兵庫陶芸美術館
<田中寛コレクション>
灰釉手桶形水指
江戸時代前期
個人蔵

   ―実験SIDE―
 
 雪/土 ⇔ 陶  CHERNOBYL2007

鉄の箱に丹波の土をつめ、牧草の種をまき、その上で火を焚いていく作品。土を焼くとその土に含まれていた有機物は全て死滅するはず。
しかし鯉江良二氏はそうは考えません。土を焼くいうことは、むしろそれに生を与えること。春牧草が芽を出し、作品に根付いていきます。

陶器の粉末で作った台の上に、既製の金属製品等を設置して、それぞれの今この瞬間の思いを表し、窯内でそれを焼き締める作品。
同じ手法で作成した氏の代表作には「チェルノブイリシリーズ」等があり、メッセージ性の高い作品として有名です。



 ■ 展覧会名  TAMBA STYLE −伝統と実験−

 ■ 鯉江良二  こいえりょうじ

          1938年愛知県常滑市生まれ。
          第3回「バロリス国際陶芸ビエンナーレ展」国際名誉大賞(1972)、日本陶磁協会賞(1993)等受賞。

          自らの基盤として常滑を常に意識しながら、世界各地で、卓越した
造形力と旺盛な好奇心により、
          既成概念に囚われない手法や素材を駆使し、陶芸とはなにか、人間とはなにかを問うメッセージと
          しての作品作りを続けている。

 ■ 会  期  平成19年1月20日(土)〜平成19年3月4日(日)
    
           月曜休館
           (ただし2月12日(月・祝)は開館、2月13日(火)は休館)

 ■ 開館時間  10:00〜19:00

           (入館は閉館時間の30分前まで)

 ■ 観 覧 料   一 般800(700円)
         
          大高生600(500円)

          中小生400(300円)


           ● 上記観覧料で、同時開催のテーマ展
            
「名品でたどる丹波焼U」(〜1月28日)、          丹波焼 壺 宝塚市教育委員会
            「ひょうごの名陶」(2月3日〜) もご鑑賞いただけます
       

             ・(  )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
             ・ 兵庫県内在住、在学の中小生は、ココロンカード持参で無料になります。
             ・ 兵庫県内在住の65歳以上の方は、当日料金が半額になります。
             ・ 障害のある方およびその介護者は、当日料金が半額になります。
             ・ 17:00以降に観覧される場合は 夜間割引 になります。
             (一般500円、大高生300円、中小生100円


          
※ 前売券は チケットぴあ・ファミリーマート・サークルK・サンクス
                 又は ローソンチケットで販売予定です(現在未発売)

 ■ 主  催  兵庫陶芸美術館、神戸新聞社

 ■ 後  援  兵庫県 兵庫県教育委員会 篠山市 篠山市教育委員会 丹波市 丹波市教育委員会 
         
NHK神戸放送局 丹波新聞社 (財)兵庫県芸術文化協会

 ■ 協  力  丹波立杭陶磁器協同組合

 ■ 会期中のイベント(→ その他のイベントなど詳細は こちら
 
  ○ 対 談 「鯉江良二 丹波を語る」

          1月21日(日)14:00〜15:30

             鯉江良二氏(陶芸家)

              乾 由明(兵庫陶芸美術館長)

  ○ 当館学芸員による“丹波焼 ガイド・ツアー”

          会期中の土曜日 14:00〜15:30  当日先着20名様

             美術館のギャラリートーク
                 ↓
             丹波最古の県指定登窯見学               
                 ↓
               丹波焼 窯元見学

 
                                                    鯉江良二氏
 

 ■ 同時開催  「名品でたどる丹波焼U」 丹波焼(館蔵品)を中心とするテーマ展
                        
平成18年11月11日(土)〜平成19年1月28日(日)

         「ひょうごの名陶」 県内各地のやきもの(館蔵品等)を中心とするテーマ展
                         平成19年2月3日(土)〜4月8日(日) 

 ■ 会期中入場者数 5,513 人(会期44日間)

 ■ 図録


「TAMBA STYLE -伝統と実験-」

 特別展「TAMBA STYLE −伝統と実験−」(2007.1.20〜3.4)の図録です

 平安時代以降、一貫して日常のやきものを作り続けているという丹波の伝統、そして
 鯉江良二が実験に挑む丹波焼、それぞれの TAMBA STYLE を通して、丹波焼とはなに
 かを探っていきます。

  ■ B5変形 80ページ

  ■ 900円(税込)

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