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名品でたどる丹波焼U


兵庫陶芸美術館は、昨年の10月に開館し、はや1年が経過しました。当館には、兵庫の県内産陶磁器を中心とした「田中寛コレクション」を基礎として、近年収集を行っている現代陶芸の作品を含め、約1000点が所蔵されています。
去る9月9日から、館蔵品を常にご覧いただく機会として、“兵庫県の貴重な伝統文化であるやきもの”をテーマとした「名品でたどる丹波焼T」を開催し、緑色の自然釉が美しい中世の丹波焼をご紹介しました。
来る11月11日からは、「名品でたどる丹波焼U」と題して、それまでの自然釉から人工的に釉薬をほどこした作品を中心とした、近世から近代の丹波焼をご覧いただきます。

立鶴文徳利 江戸時代後期 兵庫陶芸美術館 <田中寛コレクション>

 ■ 展覧会名  名品でたどる丹波焼

 ■ 会  期  平成18年11月11日(土)〜平成19年1月28日(日)

 ■ 休 館 日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)年末年始(12月31日、1月1日)

 ■ 開館時間  10:00
〜19:00

 ■ 観 覧 料  特別展の観覧料に含まれます

          ただし、次のテーマ展のみの期間(特別展のない期間)は下記観覧料となります
         
テーマ展のみの期間: 平成19年1月10日(水)〜1月19日(金)

        一般200(150円) 大高生150(100円) 中小生100(50円)

         ・( )内は、20名以上の団体割引料金です。
         ・兵庫県内在住・在学の中小生はココロンカード持参で無料になります。
         ・兵庫県内在住の65歳以上の方は半額になります。
         ・障害のある方およびその介護者は半額になります。

 ■ 主  催  兵庫陶芸美術館 丹波新聞社

 ■ 会期中のイベント  ギャラリートーク 11月18日(土)、12月2日(土) 、1月6日(土)、1月13日(土)


 ■ 展覧会の内容

丹波焼は、いまから約800年前の平安時代末、当時の日本で最も優れていた東海地方のやきものの技術を取り入れて成立したと考えられています。当初は、その東海地方のやきものに似た作品が作られましたが、室町時代には猫掻きと呼ばれる特徴的な技法を用いるなど、丹波焼の独自性が生まれました。
江戸時代に入ると、丹波焼はそれまでの自然釉の作品から、窯で焼成する前に人工的に釉薬をほどこした施釉陶器へと変化していきます。また、「赤土部」と呼ばれる塗土を施した赤褐色の光沢豊かな作品とともに、装飾技法も多様になりました。幕末になると、色絵磁器や染付磁器を模倣した「白丹波」と呼ばれる作品や傘徳利、海老徳利など遊び心に富んだ作品が数多く作られました。
「名品でたどる丹波焼U」では、赤土部や灰釉など人工的な釉薬をほどこした壺や甕の他、多種多様な徳利、茶器など近世から近代の丹波焼をご紹介します。


 ■ 主な出展作品 写真はいずれも 兵庫陶芸美術館蔵 <田中寛コレクション>


灰釉四耳壺
江戸時代前期


赤土部釉大甕
江戸時代前期


赤土部釉大徳利
江戸時代前期


灰釉手桶形水指
江戸時代前期


鉄絵墨流柳蛙図皿
江戸時代後期

 

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