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縄文―いにしえの造形と意匠



国宝 火焔型土器 笹山遺跡
十日町市博物館 縄文時代中期
 

いまから約1万3,000年前(一説では約1万6,500年前)、日本で初めて土器がつくられるようになりました。この日本最古のやきものは、土器の表面に縄目の文様が装飾されていたことから、縄文(紋)土器と呼ばれ、世界の原始土器のなかでも優れた造形性をもったやきものといわれています。また、考古学の年代測定法のひとつである放射性炭素(C14)年代測定法では、現状において世界最古の土器ともいわれています。
イギリスの考古学者であるゴードン・チャイルドは、「土器の製作は、おそらく人類が化学変化を意識的に応用した最初のできごとであった」と語っており、縄文時代の人びとが土器を製作、使用したことによって、彼らの生活は大きく変わっていきました。土器の材料である粘土は、柔軟性や可塑性をもつため、縄文土器には個性豊かに造形されたものや、自然あるいは彼らの内面を映し出したと考えられる文様や突起などが装飾されました。時代や地域によってさまざまな特色ある縄文土器は、世界にも例をみない細分化された型式に分類され、その土器型式は、約1万年におよぶ縄文時代を編年する基礎的な資料にもなっています。
この展覧会では、東北・関東・甲信越地域で出土した縄文土器や縄文人の精神性をあらわしたと考えられる土偶など約250点を一堂に会し、そのかたちや意匠、そこに秘められた縄文人の思想などを造形美とともに探っていきます。また、日本考古学の嚆矢ともなった大森貝塚(東京都品川区)から出土した土器や、縄文の美を発見したといわれている岡本太郎が撮影した縄文土器の写真などもあわせて紹介します。
 

 ■ 展示作品

265点 /69遺跡(1都9県)

国宝・重要文化財

国 宝 /2点
重 文 /176点
その他 / 13点

 ■ 主な出展作品

重文 羽状縄文土器
室谷洞窟遺跡
長岡市立科学博物館
縄文前期

台付鉢
松原遺跡
長野県立歴史館
縄文中期

重要文化財 注口土器
椎塚貝塚
(財)辰馬考古資料館
縄文後期
重要文化財 皿形土器
是川中居遺跡
八戸市博物館
縄文晩期
重要文化財 土偶
亀ヶ岡遺跡 
東京国立博物館
縄文晩期
 
■ 会
  

 
平成20年3月15日(土)〜6月1日(日)

月曜休館(祝休日の場合は翌平日)ただし、4月28日(月)は開館
 

■ 開館時間 10:00〜19:00 (4月以降の金・土曜日は21:00まで開館) 入館は閉館時間の30分前まで
 
■ 観 覧 料

一 般900(700円)
         
大高生700(500円)

中小生500(300円)

・(  )内は前売および20名以上の団体割引料金です
・ 兵庫県内在住・在学の中小生はココロンカード持参で無料になります
・ 兵庫県内在住の65歳以上の方は半額になります
・ 障害のある方およびその介護者の方は半額になります
 

● 上記観覧料で、同時開催のテーマ展
 「丹波の茶陶」(平成19年12月29日〜平成20年3月23日)
 
丹波の茶陶」(平成20年3月29日〜5月18日)
  もご鑑賞いただけます

● 17時以降に観覧される場合は 夜間割引 になります。
  (一般500円、大高生300円、中小生100円)

● 前売券はローソンチケット(Lコード57567)で販売しています。

 

■ 主  催

兵庫陶芸美術館、読売新聞大阪本社

■ 後  援

兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会
NHK神戸放送局、(財)兵庫県芸術文化協会

■ 協  力 丹波立杭陶磁器協同組合
■ 関連企画 ○ 記念講演会

5月18日(日) 「やきもの世界における縄文土器
         小林達雄(國學院大学教授)

・14時より研修棟1Fセミナー室にて
・聴講無料、先着120名

○ 対 談

4月26日(土) 「縄文巡礼―写真家が撮らえた土器の展開―」
         小川忠博(写真家)×弓場紀知(当館副館長)
・14時より研修棟1Fセミナー室にて
・聴講無料、先着120名 

○ ワークショップ

つくろう・焼こう 縄文土器
【成形】4月12日(土)、4月19日(土)
いずれも13時〜16時(ギャラリートークを含む)
【焼成】5月3日(祝・土)
13時〜17時
・定 員:4/12、4/19 各日とも20名
・成形した作品は、5/3 に合同で焼成
・受講料:2,000円
・申込方法:事前申込制・先着順  

○ 関連事業

3月30日(日)、4月13日(日)
美術館で縄文スケッチ
・いずれも10時〜12時

・定 員:各日とも25名 対象:小・中学生
・受講料:500円

・申込方法:事前申込制・先着順  

 

3月20日(祝・木)、3月23日(日)、4月6日(日)
春休み限定メニュー見る! 聞く!! 触れる!!! 縄文土器
・いずれも13時〜14時10分
・定 員:各日とも25名 対象:小・中学生
・受講料:無 料

・申込方法:事前申込制・先着順  

○ ギャラリートーク

学芸員による展示解説(観覧券が必要です)
14時より40分程度
会期中毎週土曜日(4月26日、5月3日を除く)
3月15日(土)、3月22日(土)、3月29日(土)
4月5日(土)、4月12日(土)、4月19日(土)、
5月10日(土)、5月17日(土)、5月24日(土)、5月31日(土)、

■ 同時開催 収蔵品を中心とするテーマ展

丹波の茶陶 平成19年12月29日(土)〜平成20年3月23日(日)

やきもののしるし 平成20年3月29日(土)〜5月18日(日)
■ 会期中入場者数 11,762 人(会期69日間)
■ 図 録  


「縄文 -いにしえの造形と意匠-」

 特別展「縄文−いにしえの造形と意匠−」(2008.3.15〜2008.6.1)の図録です

 東日本を中心とした地域で出土した縄文土器や土偶、装身具など約250点を一堂に会し、
 そのかたちや意匠、そこに秘められた縄文人の思想などを造形美とともに探っていきます。
 また、日本考古学の嚆矢ともなった大森貝塚から出土した土器などもあわせて紹介します。

  ■ A4 136ページ

  ■ 1,600円(税込)

 
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