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ハンス・コパー 展 - 20世紀陶芸の革新 -

 Hans Coper Retrospective - Innovation in 20th Century Ceramics-

アトリエでのコパー


ハンス・コパ−(1920−1981)は、バーナード・リーチ(1887−1979)やルーシー・リー(1902-1995)と並ぶ20世紀イギリス陶芸界の巨匠です。

古今東西の陶磁器に学び素材と対話しつつ手作り独特の味わいに満ちたやきものを作り続けたリーチとは異なり、リーやコパーの作品は、モダンデザインの建築やインテリアとの関係が強く感じられる点に大きな特徴があります。とりわけコパーの作品においては、やきものに深く結びついたうつわの造形が、20世紀美術の中心課題のひとつである空間の問題として示されています。これによって、コパーはうつわを超えた陶芸の可能性を導き、新たな美的価値を拓いた作家として、イギリスないしヨーロッパ陶芸の展開に大きな足跡を残したといえます。

1920年コパーは、ドイツのザクセン州ケムニッツに生まれました。父親がユダヤ人であったことから、1939年にはナチスの迫害から逃れロンドンに亡命し、第二次大戦中にさまざまな困難にみまわれながらも、彫刻家になる夢を抱いて素描や油彩画を続けました。コパーに転機が訪れるのは、終戦後、仕事を求めるなかでオートクチュールのボタンづくりをしていたルーシー・リーと出会ったことでした。以後 、強い友情に結ばれたふたりはお互いに影響を与えあいながら、個々の制作を進め、これまでの陶芸とは全く違う独自の作品を作り続けたのです。

さて、本展は、コパーのご遺族であるジェイン・コパー氏の全面協力を得て、コパーの生涯と芸術を日本で初めて紹介する大規模な回顧会です。陶芸を手がける以前の素描や油絵にはじまり、リーと共同制作で知られるテーブル・ウェア-、建築空間へのアプローチを示す作品、古代地中海文明のひとつであるキュクラデス文明の彫刻に刺激を受けたスペード・フォームやキュクラデス・タイプと呼ばれる作品など、国内外の代表的コレクターから拝借した代表作約110点に加えて、コパーの芸術との深い関係を示唆するリー作品約20点を展示します。

 ■ 主な出展作品

 

【左】ティッスル・フォーム
    1975年 個人蔵

【右】スペード・フォーム
    1970年頃 個人蔵

ポット 1962年頃 個人蔵 ポット 1954年 個人蔵

【左】キクラデス・フォーム
    1970年代 個人蔵

【右】キクラデス・フォーム
    1975年頃 個人蔵

 ■ 会  期  平成21年9月12日(土)〜11月29日(日)

 ■ 開館時間  9〜10月 10:00〜19:00
           11月 10:00〜18:00

               ※ 入館はいずれも閉館時間の30分前まで

 ■ 休 館 日  毎週月曜日
               ※ただし、9月21日(月・祝)は開館し、24日(木)は休館。 
                   10月12日(月・祝)は開館、翌13日(火)は休館。
                   11月23日(月・祝)は開館、翌24日(火)は休館。          

 ■ 観 覧 料
         一 般  1,000円(800円)
         大高生    800円(600円)
         中小生    500円(400円) 


            ・( )内は、20名以上の団体割引料金です。
            ・兵庫県内在住・在学の中小生はココロンカード持参で無料になります。
            ・兵庫県内在住の65歳以上の方は半額になります。

            ・障害のある方およびその介護者は半額になります。

              
● 前売券はローソンチケット(Lコード57970)、セブンイレブンで販売しています。
              
17時以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。
                 (一般500円、大高生300円、中小生100円)
              ● 10月31日までの「丹波篠山築城400年祭」協賛期間中は通常料金より100円割引。

 ■ 主  催  兵庫陶芸美術館 神戸新聞社 (財)自治総合センター

 ■ 後  援  ブリティッシュカウンシル 兵庫県 兵庫県教育委員会
         篠山市 篠山市教育委員会 丹波市 丹波市教育委員会 NHK神戸放送局

 ■ 協  力  日本航空、丹波立杭陶磁器協同組合

 ■ 企画協力  (株)ヒューステン

 ■ 関連企画

○ 講演会T      9月12日[土] 「ハンス・コパー展のできるまで」

                         西 マーヤ(ヒュース・テン代表)

             ・14時より研修棟1Fセミナー室にて
             ・先着120名、開館は13時30分

 

○ 講演会U      11月1日[日] 「ハンス・コパーの芸術」

                         乾 由明(当館館長)

             ・14時より研修棟1Fセミナー室にて
             ・先着120名、開館は13時30分

 

○ ワークショップ  「陶のボタンを作ろう! ウィーンから来たボタン作り

 
             ハンス・コパーとルーシー・リーが出会うきっかけとなったボタン作り。
             陶器でボタンを作って歴史的邂逅を追体験!

             ・実施日:第1回 10月10日[土]
                  第2回 11月 8日[日]
                  第3回 11月28日[土]                  
             ・各回14時より エントランス棟1F工房にて
             ・受講料:2,000円
             ・事前申込制(先着順、各回20名ずつ)
 

○ 映画会      「バルカン超特急 (1938年、94分)

 


             ヒッチコック監督のイギリス時代の名作。
             コパー若き日、しのびよる世界大戦の影!
 
             ・日 時:10月11日[日] 13時30分〜
             ・研修棟セミナー室にて
             ・観覧料:無料(ただし展覧会チケットの半券が必要)
             ・申 込:当日申込(先着100名)

 

○ スライド・レクチャー 当館学芸員によるスライド解説会

 
             ・日 時:10月3日[土]、10月31日[土]、11月23日[月・祝]
                   いずれも14時〜(50分程度) 研修棟セミナー室にて
 

○ ギャラリー・トーク  当館学芸員による展示解説(展覧会チケットが必要です)

 
             ・日 時:9月19日[土]、10月24日[土]、11月14日[土]
                   いずれも11時〜 展示棟エントランスにお集まりください
 

○ 展覧会ブログ    「それって何なの、おせーて、おせーて

 


             ・展覧会だけでは全て語り尽くせないハンス・コパー 並びに同時開催の
              
テーマ展「受贈記念 富本憲吉展」について、彼らの魅力はもちろん、
              
展覧会開催までの苦労話、関連ワークショップや事業の裏話など、展覧
              
会をいっそう興味深く見ていただけるよう、様々な「舞台裏」をブログ
              
形式でご紹介。

             ・概ね1週間に1回記事更新

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 ■ 同時開催

当館収蔵品を中心とするテーマ展

 
受贈記念 富本憲吉展
  平成21年6月20日[土]〜 9月23日[水・祝]

丹波の茶陶      平成21年9月26日[土]〜12月20日[日]
■ 会期中入場者数 11,066 人(会期68日間)
■ 図 録  
   

HANS COPER

 特別展「ハンス・コパー 20世紀陶芸の革新」(2009.9.12〜11.29)の図録です

 20世紀イギリスの陶芸界を代表し、その後の現代陶芸に大きな影響を与えた巨匠ハンス・
 コパー(1920〜1981)。コパーの生涯と芸術を日本で初めて取り上げ、欧米のコレクション
 からの代表作等により全貌を紹介します。

  ■ A4変形 183ページ

  ■ 2,625円(税込)



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 兵庫陶芸美術館 学芸課
 〒669-2135 兵庫県篠山市今田町上立杭4
 079-597-3965 FAX:079-597-3967
  togei@pref.hyogo.lg.jp

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