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丹波焼の「発見」



 甕 丹波 室町時代前期(14世紀)

兵庫陶芸美術館 田中寛コレクション

 

 

このやきものから、あのやきものを区別し、それぞれに名前を与える―この時はじめて、それぞれのやきものの存在が認識され、やきものの歴史がはじまったといえるのではないでしょうか。本展では、人々があるやきものの特徴を意識し、これに丹波焼という名前を与えたこの時を、丹波焼の「発見」された時ととらえ、いくつかの文献を手がかりに、人々が丹波焼にどのような魅力を見出していたのかを探ります。

江戸時代の末期に編まれ、明治から大正時代にいたるまで一般に流布した『陶器考』(田内梅軒著)にはじまり、実物に即してやきものの分類と紹介を試みた『観古図説』(蜷川式胤著)、これを参考にして著され、世界各国で読まれた『日本陶器目録』(エドワード・S・モース著)、昭和時代に入り、日常雑器に美を見出した柳宗悦の著書や、古陶磁器ブームの中から出て、今なお丹波焼研究の金字塔たる地位を失わない杉本捷雄の著書、そして戦後のジャネット・リーチの丹波立杭滞在記までを軸に、それぞれの文献が照準をあわせた丹波焼がどのようなものであったかを当館所蔵品でたどることで、人々が見定めようとしてきた丹波焼の特徴と魅力について考えます。

 ■ 展覧会名  丹波焼の「発見」

 ■ 会    平成22年3月27日(土)〜平成22年10月24日(日)

 ■ 会
    兵庫陶芸美術館 展示室3

 ■ 休 館 日  毎週月曜日、ただし5月3日(月・祝)、7月19日(月・祝)、9月20日(月・祝)、
10月11日(月・祝)開館
         5月6日(木)、7月20日(火)、9月21日(火)、10月12日(火)休館

 ■ 開館時間  平成22年3月27日(土)〜3月31日(水)  10:00〜18:00
         平成22年4月1日(木)〜10月24日(日)  10:00〜19:00
         ※ただし、4月29日(祝・木)〜5月5日(祝・水)は21:00まで

          (いずれも入館は閉館の30分前まで)

 ■ 観 覧 料  特別展の観覧料に含まれます

          ただし、次のテーマ展のみの期間(特別展のない期間)は下記観覧料となります。

         平成22年5月25日(火)〜6月4日(金)、8月3日(火)〜6日(金)、10月5日(火)〜15(金)
          一般200円(160円) 大学生150円(120円) 高校生100円(80円)
          ・( )内は、20名以上の団体割引料金です。
          ・中学生以下は無料です。
          ・65歳以上の方は半額になります。
          ・障害のある方およびその介護者は半額になります。

 ■ 主  催  兵庫陶芸美術館 丹波新聞社

 ■ 会期中のイベント  ギャラリートーク 各月第2、第4日曜 午前11:30より(所要時間30分)
                       展示棟エントランス集合

 

 
 ■ 主な出展作品  以下の作品は兵庫陶芸美術館
 


丹波
赤土部灰釉甕
江戸時代中期
(18世紀)


 


丹波
海老徳利
江戸時代後期
(19世紀)


丹波
茶入
江戸時代前期
(17世紀)


丹波
赤土部灰釉四耳壺
江戸時代前期
(17世紀)

 


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