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特別展
「柳宗悦と丹波の古陶」
最も日本らしき品、渋さの極みを語る品

柳宗悦 日本民藝館にて 1954年頃
(提供 
日本民藝館)

 
 六古窯のひとつに数えられる丹波焼。現在では、広く知られた産地ですが、一般に評価されるようになったのは、戦後のことです。そのきっかけとなったのは、民藝運動の指導者であった柳宗悦(1889−1961)でした。
 朝鮮陶磁との出会いにより、民衆の生活で使われた工芸品の美しさに目覚めた柳は、日本に残る名もなき職人が作り出した実用品の中にも驚くべき美が宿っていることを発見します。日本各地の手仕事を調査・蒐集する中で、陶芸家河井寛次郎、濱田庄司らと、「民衆的工藝」の省略として『民藝』という言葉を生み出し、新たな美の価値観を世に提示しました。その後、手仕事の復権と美の生活化などを目指して民藝運動を指導し、その拠点として東京駒場に日本民藝館を開設します。
 晩年、柳は丹波焼の蒐集にも情熱を傾け、その成果は、『丹波の古陶』として1冊の本にまとめられました。丹波焼については、「最も日本らしき品、渋さの極みを語る品、貧しさの富を示す品」と評し、当時、鑑賞の対象ではなかった、丹波本来の姿である日常雑器をとりあげ、自然釉を人の手の届かない無作為の美、他力による美として絶賛しました。
 今回の展覧会では、日本民藝館が所蔵する柳宗悦のコレクションから丹波焼をはじめ、柳が「静かな渋い布」と讃えた丹波布も併せてご紹介します。
 柳宗悦がみつめた丹波焼と、それらを生んだやきものの里に触れることで、人々のくらしから生まれた手仕事の文化を知る機会となれば幸いです。

 ■ 主な出展作品


室町時代前期


江戸時代中期

蝋燭徳利
江戸時代後期
徳利
江戸時代後期〜明治時代

大徳利
江戸時代前期

手桶形水指
江戸時代前期
三耳壺
江戸時代前期
火消壺
江戸時代後期

                                     作品および写真、すべて日本民藝館所蔵


 ■ 会
  期  
         2012年3月10日(土)〜5月27日(日)

 ■ 開館時間        
         3月31日まで:10時−18時
         4月1日から5月27日まで:10時−19時
         ただし、4月29日から5月5日は10時−21時
         (入館はいずれも閉館時間の30分前まで)

 ■ 休 館 日  
         月曜休館(ただし4月30日(月・祝)は開館)

 ■ 観 覧 料  
         一 般          1,000円(800円)
         大学生           800円(600円)

         高校生           500円(400円)

            ・( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
            ・中小生以下は無料になります。
            ・65歳以上の方は料金が半額になります。
            ・障害のある方およびその介護者は料金が半額になります。
            ・17時以降に観覧される場合は夜間割引になります。
              (一般500円、大学生400円、高校生250円)
            ・ 前売券はローソンチケット(Lコード57332)、
              セブンイレブン(セブンコード014−504)で発売しています。
           

 ■ 主  催   兵庫陶芸美術館、朝日新聞社

 ■ 企画協力   公益財団法人 日本民藝館

 ■ 協  力   丹波布伝承館、丹波立杭陶磁器協同組合

 ■ 後  援   兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、
         丹波市、丹波市教育委員会、 (公財)兵庫県芸術文化協会
 
 
関連企画  
         ○ 記念講演会「柳宗悦の工芸観−古丹波「発見」の前提として−」
           ・講師:白土慎太郎氏(日本民藝館 学芸員)
           ・日時:4月29日(日) 14時〜15時30分(開場は13時30分)
           ・場所:当館研修棟1Fセミナー室
           ※参加費無料(ただし観覧券の半券が必要です)
           ※事前申込制(先着110名)詳しくはお問い合わせ下さい
 終了しました
            HPからの申込みはこちらから
            記念講演会についての詳細(PDF)およびFAXでの申し込みはこちらから

             PDFオモテ
             PDFウラ

       

         
○ ワークショップ「古陶磁をうつす−古陶と現代陶のはしわたし−」
           ・講師:桝本佳子氏(作家)
           ・日時:3月18日(日)、4月22日(日)の2日間。両日参加出来る方。
           ・応募〆切:3月4日(日)
           ※当館エントランス棟1F工房にて
           ※事前申込制(有料、各回20名まで、応募者多数の場合は抽選)
            詳しくはお問い合わせ下さい。 終了しました
 
         
○ ワークショップ「丹波布を知ろう!!」
          
丹波布(たんばぬの)は、柳宗悦が発見し「静かな渋い布」と讃えた木綿の手織物です。
           手紡ぎの木綿糸を地元の兵庫県丹波市(旧氷上郡)青垣町佐治で調達できる
           榛の木、栗の木、こぶな草(刈安)、藍で、茶・藍・緑色に染め、
           屑繭からとった絹糸をつまみ糸として横糸(ぬき糸)に入れながら織りあげます。
           丹波布伝承舘では、この技術を伝えていくため機織り場・糸つむぎ場・草木染色場などを設け
           伝習生を育成するほか、機織りや草木染めなど
           丹波布の全てがわかる展示コーナー・体験コーナー・ビデオコーナーなどを設けています。
           この伝承館でハンカチの草木染めを体験し、
           人々の暮らしから生まれた手仕事の文化に親しんでいただければ幸いです。
           ・日時:5月19日(土)
           ・開催場所:丹波布伝承館(道の駅あおがき内)
           ・受講料:500円(実費)
           ・定員:20名(事前申込み、先着順)
            詳しくはお問い合わせ下さい。 受付は終了しました

         
○ 兵庫芸術文化センター管弦楽団演奏会 「アンサンブルがやって来る !!」 終了しました
           ・日時:3月18日(日)午後2時〜2時30分
           ・場所:兵庫陶芸美術館「展示棟ロビー」  
           ※参加費無料(ただし観覧券の半券が必要です。)

          ○ 当館学芸員によるギャラリー・トーク
           3月17日(土)、3月31日(土)、4月14日(土)、4月28日(土)、
           5月12日(土)、5月26日(土)

           ※いずれも11時より(観覧券が必要です)

              ● プレスリリース 特別展「柳宗悦と丹波の古陶」 プレス向け発表資料(PDF)

 ■ 同時開催 
         当館収蔵品を中心とするテーマ展
           丹波の茶道具−水指の変遷−
               3月18日(日)まで
           Ceramic World
               3月24日(土)〜6月17日(日)


 「柳宗悦と丹波の古陶」 図録
 ■ A4版・216ページ
 ■ 1,00円(税込) 
 ■ ミュージアムショップKAORI (かおり)にて販売







  ■ リンク 
         日本
民藝館

         丹波布伝承館



■ご意見・ご感想・お問い合わせは
 兵庫陶芸美術館
 〒669-2135 兵庫県篠山市今田町上立杭4
 TEL:079-597-3961 FAX:079-597-3967
  togei@pref.hyogo.lg.jp

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