土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

これまでの展覧会情報

これまでの展覧会

神戸ビエンナーレ2013 現代陶芸コンペティション入賞・入選作品展

会期:2013年7月13日(土)~2013年9月8日(日)
現代アートから伝統芸術まで、多種多様な芸術文化の祭典として開催される「神戸ビエンナーレ2013」が、10月1日(火)から始まります。これに先立って、「現代陶芸コンペティション」の入賞・入選作品を、当館で展示します。
(写真)松谷文生 黎器 2013  神戸ビエンナーレ2013「現代陶芸コンペティション」大賞

伊万里染付の美-「図変り」大皿の世界-

会期:2013年6月8日(土)~2013年8月25日(日)
江戸時代後期、料理文化の隆盛とともに、恵比寿・大黒などの伝統的なめでたい図柄をはじめ様々な文様が描かれた直径40㎝を超える伊万里焼の大皿が数多く生産されるようになりました。本展では、江戸時代後期に花開いた染付大皿の美と魅力をご紹介します。

戦後復興期の丹波の作家たち―市野弘之・生田和孝・大上昇・市野信水

会期:2013年3月23日(土)~2013年6月23日(日)
平安時代末期から、800年を越えて連綿と作り続けられてきた丹波焼。その中でも、戦後の丹波焼の復興に尽力し、現代の丹波焼の礎を築いた陶芸家のうち、市野弘之(1924- )、生田和孝(1927-1982)、大上昇(1929-2002)、初代市野信水(1932-1997)の作品をご紹介します。
(写真)生田和孝 飴釉鎬手大鉢 1980年 兵庫陶芸美術館

尾形周平展

会期:2013年3月9日(土)~2013年5月26日(日)
京都の陶工尾形周平(1788-1839)は、兵庫県内の姫路東山焼と淡路珉平焼の開窯に関わりました。本展は周平を主に扱う初の大規模展であり、周平作品および関連する窯の製品も併せて紹介することにより、その活動を追跡します。

現代陶芸の巨匠たちの美と技-富本憲吉・清水卯一・松井康成-

会期:2012年12月15日(土)~2013年2月24日(日)
当館のコレクションから、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定されている富本憲吉、清水卯一、松井康成の作品をご紹介します。現代陶芸の巨匠たちの優れた美と技の世界をご堪能ください。

丹波の通い徳利

会期:2012年12月11日(火)~2013年3月17日(日)
江戸時代後期、丹波の「通い徳利」は「京坂、五合・一升はこのとくりを用ふ。貸陶なり。色栗皮のごとし。」と謳われ、上方では人々の生活の必需品となっていました。本展では、丹波徳利の誕生から通い徳利の成立までの過程と、その多様性を紹介します。
(写真)丹波 通徳利 明治時代 兵庫陶芸美術館

心を映すやきもの-三原研の炻器

会期:2012年9月22日(土)~2012年11月28日(水)
独特の質感とかたちを持つ炻器シリーズを発表している島根県在住の陶芸家・三原研(1958- )。平成24年度著名作家招聘事業の一環として、彼の軌跡を辿る作品を紹介します。同時開催として、丹波焼のコレクションも一部展示します。

日中国交正常化40周年記念 東京富士美術館所蔵 中国陶磁名品展

会期:2012年9月8日(土)~2012年11月25日(日)
東京富士美術館の中国陶磁は、新石器時代から清時代にいたる約4500年の陶磁史が通覧できる、日本国内有数のコレクションです。本展は、それらを一堂に公開する初めての展覧会です。厳選した名品によって中国陶磁の悠久の歴史を紹介します。

ヨーロッパの陶芸 ―ルーシー・リーとハンス・コパーを中心に

会期:2012年6月23日(土)~2012年9月17日(月・祝)
20世紀のヨーロッパ陶芸を代表するルーシー・リー(1902-1995)とハンス・コパー(1920-1981)。それぞれ、日本での大規模な回顧展を経て、近年、その造形性への関心はますます高まっています。二人を中心に、ヨーロッパ陶芸の一端を紹介します。
(写真)ハンス・コパー 壺 1970年代 兵庫陶芸美術館

学芸員のまなざし Curators×Collection

会期:2012年6月9日(土)~2012年8月26日(日)
当館には、古陶磁から現代陶芸まで幅広く所蔵されています。そこで、本展では、新収蔵を含む所蔵品を中心にして、当館学芸員がテーマを個々に持ち寄ることで、学芸員の様々な視点(まなざし)を紹介するとともに、やきものの魅力と多様性をさぐっていきます。