土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

美術館について

概要

「兵庫陶芸美術館」は、全県的な陶芸文化の振興を図るとともに、陶磁器を通した人々の交流を深めることを目的としています。
古陶磁や現代陶芸の展示、資料収集保存、調査研究といった美術館事業はもとより、次世代の陶芸文化を担う人材の養成、学校等との連携、陶芸ワーク ショップや陶芸文化講座等の創作・学習事業を行うほか、地域の文化資源や豊かな自然環境をいかしたエコミュージアム的環境を創出することを目指しています。

兵庫陶芸美術館外観

所在地

  • 住所
    〒669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
  • 連絡先
    電話:079-597-3961
    FAX:079-597-3967

主な事業内容

美術館・博物館事業
  • 陶芸美術品等の収集・保管事業・展覧会事業(古陶磁器~現代世界陶芸)
  • 学術調査及び研究事業・情報収集発信事業
交流・人材養成事業
  • 人材養成事業(技術専門研修事業、著名作家招聘〈しょうへい〉事業等)
  • 創作・学習事業(陶芸ワークショップ、陶芸文化講座等)
  • 学社連携事業(学校等との連携、学習プログラム及び実習教材等の開発等)
その他の事業
  • セミナー室、談話室、工房の貸館事業・イベント等交流事業・地域活性化事業

施設

展示棟

エントランス棟3階からアプローチできる展示棟には、1階に2室、2階に2室、B1階に1室、合計5室の「展示室」があります。
これらの展示室では、幅広く内外の陶芸作品を紹介する「特別展」と、丹波焼や県内産陶磁器をはじめとする2,000点余りのコレクションを紹介する「テーマ展」を開催します。

コレクションの紹介はこちら

エントランス棟

兵庫陶芸美術館の入口です。
1階の向かって左には「インフォメーションコーナー(チケットブース)」が、また右には、創作活動のための「工房」があります。工房には、土練機や電動ロクロ、電気窯、ガス窯などの設備があります。
2階には「展望デッキ」、ダイニングカフェ「虚空蔵」があります。広々とした展望デッキからは、和田寺山(わでんじさん)を背景に、窯元群が立ち並ぶ丹波焼の里の全景を見渡すことができます。

ダイニングカフェ「虚空蔵」

研修棟

瓦屋根と漆喰壁からなる他棟とは趣の異なる建物が「研修棟」です。
すりガラスは和障子をイメージしています。
アプローチは、エントランス棟の右手の2階からです。
1階にある「セミナー室」では、展覧会や陶芸に関する講演会、レクチャー等の普及教育事業を実施するほか、各種創作活動、音楽発表会、コンサート等の発表にも使用できます。
2階の「談話室」は、少人数の会議等に使用できます。

セミナー室・談話室利用料金 ワンコインコンサート

管理棟

レファレンスルーム(美術館図書室)、コミュニティギャラリー(展示スペース)
をはじめ、館長室、副館長室、学芸員室、事務室、守衛室等があります。

コミュニティギャラリー

茶室(玄庵)

美術館の南隅に静かに佇む茶室です。
8畳の茶室と立礼席を備えています。