「兵庫陶芸美術館」は、全県的な陶芸文化の振興を図るとともに、陶磁器を通した人々の交流を深めることを目的としています。
古陶磁や現代陶芸の展示、資料収集保存、調査研究といった美術館事業はもとより、次世代の陶芸文化を担う人材の養成、学校等との連携、陶芸ワーク ショップや陶芸文化講座等の創作・学習事業を行うほか、地域の文化資源や豊かな自然環境をいかしたエコミュージアム的環境を創出することを目指しています。
エントランス棟3階からアプローチできる展示棟には、1階に2室、2階に2室、B1階に1室、合計5室の「展示室」があります。
これらの展示室では、幅広く内外の陶芸作品を紹介する「特別展」と、丹波焼や県内産陶磁器をはじめとする2,000点余りのコレクションを紹介する「テーマ展」を開催します。
兵庫陶芸美術館の入口です。
1階の向かって左には「インフォメーションコーナー(チケットブース)」が、また右には、創作活動のための「工房」があります。工房には、土練機や電動ロクロ、電気窯、ガス窯などの設備があります。
2階には「展望デッキ」、ダイニングカフェ「虚空蔵」があります。広々とした展望デッキからは、和田寺山(わでんじさん)を背景に、窯元群が立ち並ぶ丹波焼の里の全景を見渡すことができます。
瓦屋根と漆喰壁からなる他棟とは趣の異なる建物が「研修棟」です。
すりガラスは和障子をイメージしています。
アプローチは、エントランス棟の右手の2階からです。
1階にある「セミナー室」では、展覧会や陶芸に関する講演会、レクチャー等の普及教育事業を実施するほか、各種創作活動、音楽発表会、コンサート等の発表にも使用できます。
2階の「談話室」は、少人数の会議等に使用できます。
美術館の南隅に静かに佇む茶室です。
8畳の茶室と立礼席を備え、本格的な茶会などにご利用いただけます。
※ご利用については、レストラン虚空蔵までご連絡ください
主な収蔵品 田中寛コレクション 兵庫陶芸美術館の収蔵品は、全但〈ぜんたん〉バス株式会社の当時の社長田中寛〈たなかひろし〉氏(1904~1981)が昭和41年に創設した、「(財)兵庫県陶芸館」からの寄贈および購入による陶磁 […]
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