土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

展覧会情報

会期:2019年6月15日(土)~9月29日(日)

特別展恋する古伊万里 -かたちとデザインの魅力-

写真(全て部分)上から時計まわりに
《色絵梅花丸文折紙形手塩皿》1640~1650年代 柴田夫妻コレクション
《色絵石畳牡丹花唐草文変形皿》 1690~1730年代 柴田夫妻コレクション 
《色絵菊花唐花花菱雲文菊花形鉢》1690~1710年代 柴田夫妻コレクション
《銹瑠璃青磁釉蓮鷺文輪花三足皿》1640年代 佐賀県重要文化財・小荷田謙一氏寄贈
《色絵椿文変形小皿》1650~1660年代 柴田夫妻コレクション
所蔵はすべて佐賀県立九州陶磁文化館

 17世紀初頭、日本で初めての磁器が肥前有田(現佐賀県西松浦郡有田町)で生み出されました。有田を中心とする肥前(佐賀県、長崎県)で作られた磁器は、主として伊万里港(佐賀県)から各地に向けて積み出されたことから、消費地では「伊万里焼」と呼ばれました。
 生産を始めた初期には、中国陶磁に倣った意匠が多く見られますが、次第に余白を生かした構図や、富士や流水紅葉などの風景や和歌に因んだ和様の意匠も見られるようになります。17世紀中頃には、オランダ東インド会社によって海外輸出が開始され、瀟洒な柿右衛門様式や華やかな金襴手様式の伊万里焼はヨーロッパの王侯貴族にも愛用されました。
 国内でも17世紀末頃から、経済成長によって富を得た豪商たちの求めに応じて、豪華な磁器が焼かれます。東インド会社の公式輸出が終了した18世紀中頃には、国内の販路を拡大し、伊万里焼は文化の担い手となった町人たちの暮らしの中に広がっていきます。町人文化が全盛を迎えた19世紀、江戸の屋台や旅籠屋などでは、料理とともに供される趣向を凝らした多種多様なうつわが人々の生活を彩りました。こうした時代とともに移りゆく伊万里焼の様々なかたちとデザインは、現在でも私たちを魅了し続けています。
 本展では、柴田明彦・祐子夫妻によって蒐集され、佐賀県立九州陶磁文化館に寄贈された1万点余りの“柴田夫妻コレクション”と同館所蔵の優品をお借りし、江戸時代に生み出された伊万里焼(いわゆる古伊万里)を、そのかたちやデザインとともに紹介します。斬新な構図、闊達な筆使い、新奇な絵柄など、多彩な意匠を通して「かわいい」や「おしゃれ」、「粋」といった現代の感覚に通じる古伊万里の魅力をお楽しみください。

概要

展覧会名 恋する古伊万里 -かたちとデザインの魅力-
Lovely KOIMARI ―form and design
会期 2019年6月15日(土)~9月29日(日)
休館日 月曜日
※ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・振休)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開館し、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)は休館
開館時間 10時~18時
(7月~8月の土曜日と日曜日は9時30分~19時)
※入館は閉館の30分前まで
出品点数 124件
会場 兵庫陶芸美術館 展示棟 展示室2・4・5
観覧料
  個人
Individual
団体
Group
夜間(17:00~)
Evening
一般
Adult
¥600 ¥500 ¥300
大学生
University/College
¥500 ¥400 ¥250
  • 20名以上の場合は団体割引料金になります。
  • 高校生以下は無料です。
  • 70歳以上の方は半額になります。
  • 障害のある方は割引、その介助者1名は無料になります。
  • 17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。
  • 特別割引はローソンチケット・ミニストップ(Lコード51673)、ファミリーマート(店内設置のFamiポートより)で9月28日(土)まで販売しています。

 

  • Group : 20 or more people.(Show identification notebook for the disabled)
  • Free admission for High / Junior high / Elementary school students and Preschool-age children.
  • Half price for visitors aged 70 or older. (Show identification proving your age)
  • Discount admission for one with  disabilities, and free admission for one caregiver.

    (Show identification notebook for the disabled)

  • Evening discount admission: from 17:00.
  • Discount tickets on sale until September 28 (Sat.), 2019.
  • Discount tickets are available through Lawson Tickets (Lawson and Mini-stop, L code: 51673),Family Mart(Fami port). (These service are only available in Japanese.)

主催
兵庫陶芸美術館、朝日新聞社
後援
兵庫県、兵庫県教育委員会、丹波篠山市、丹波篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、公益財団法人 兵庫県芸術文化協会、公益財団法人 兵庫県国際交流協会
協力
佐賀県立九州陶磁文化館、丹波立杭陶磁器協同組合

主な出品作品

  1.   《銹瑠璃青磁釉蓮鷺文輪花三足皿》 1640年代 佐賀県重要文化財・小荷田謙一氏寄贈
  2.   《色絵梅菊花文菊花形皿》 1700~1730年代 柴田夫妻コレクション
  3.   《染付花木瓢箪文輪花大皿》 1650~1660年代 柴田夫妻コレクション
  4.   《色絵菊花唐花花菱雲文菊花形鉢》 1690~1710年代 柴田夫妻コレクション
  5.   《色絵石畳牡丹花唐草文変形皿》  1690~1730年代 柴田夫妻コレクション
  6.   《色絵四方襷丸文袋形小皿》 1640~1650年代 柴田夫妻コレクション

      所蔵はすべて佐賀県立九州陶磁文化館

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  • 定員:各コース20名(事前申込み制・応募者多数の場合は抽選 ※結果は郵送) 高校生以上
  • 参加費:2,500円(材料費、焼成代、観覧料を含む)
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  • 場所:兵庫陶芸美術館 研修棟1階 セミナー室
  • 定員:110名(事前申込制、先着順)
  • 参加費:無料 ※ただし、観覧券(半券可)が必要です。
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詳細はこちら(PDF)

当館学芸員によるギャラリートーク

日 時 / 6月22日(土)、7月6日(土)、7月20日(土)、8月3日(土)、8月17日(土)、8月31日(土)、9月14日(土)、9月28日(土)
いずれも11時より1時間程度 (※本展観覧券が必要です)

図録

148×210mm  144ページ   ¥1300 ※残りわずかとなっております(税込)


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