土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

展覧会情報

会期:2022年3月19日(土)~5月29日(日)

特別展オールドノリタケ×若林コレクション -アールヌーヴォーからアールデコに咲いたデザイン-

《色絵金盛薔薇文飾壺(部分)》 1891~1921年

 オールドノリタケとは、株式会社ノリタケカンパニーリミテドのルーツ、森村組および日本陶器によって、明治中期から第二次世界大戦期にかけて製作・販売・輸出された陶磁器を指します。
 19世紀後半、欧米では万国博覧会が各地で催され、日本など異国への関心が高まります。明治政府は機に乗じ、殖産興業政策の一環として陶磁器の生産を強化し、各国に紹介します。この時代に創業した森村組と後に森村組が設立した日本陶器は、アメリカの販売拠点であるモリムラブラザーズと協働し、欧米のニーズをいち早く取り入れ、多様な陶磁器を生み出しました。
 本展覧会では、欧米に学びながらも独創的な表現を拓いたオールドノリタケの陶磁器やデザイン画など約250件を紹介します。日本屈指のオールドノリタケコレクションである若林コレクションから、多種多彩な意匠、技法、器種の数々をお楽しみください。

展覧会の特徴

(1)若林コレクションの優品を紹介
 本展は、日本屈指のオールドノリタケコレクションである若林コレクションを紹介する展覧会の中でも過去最大規模を誇ります。技巧を凝らした陶磁器やそのデザイン画など、選りすぐりの約250件を紹介します。

(2)多種多彩な意匠、技法、器種を網羅 
 動植物や人物、風景などの意匠「モチーフ」、アールヌーヴォー風やアールデコ風など各種の様式「スタイル」、金盛やビーディング、ラスター彩などの装飾技法「テクニック」、生活の場を華やかに彩るさまざまな器種「ファンクション」の4つの観点からオールドノリタケの多様性を紹介します。

(3)オールドノリタケのデザインの魅力 
 時代の流行を敏感に感じ取り、次々に新しいデザインを考案して生み出された陶磁器の数々。オールドノリタケには、流行りの服に身を包み、当世流の化粧を施した女性を描いたものや金属的な光沢を放つラスター彩を施したものなど、当時のファッションや流行を象徴する色彩やスタイルが表現されています。陶磁器とともにそのデザイン画も含めてオールドノリタケの魅力をお楽しみください。

概要

展覧会名 オールドノリタケ×若林コレクション-アールヌーヴォーからアールデコに咲いたデザイン-
Old Noritake China and the Wakabayashi Collection: Design from the Age of Art Nouveau and Art Deco
会期 2022年3月19日(土)~5月29日(日)
休館日 月曜日
ただし、3月21日(月・祝)は開館し、3月22日(火)は休館
開館時間 10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
出品点数 約250件
会場 兵庫陶芸美術館 展示棟 展示室1、2、4、5
観覧料
  個人
Individual
団体
Group
夜間(17:00~)
Evening
一般
Adult
¥1,200 ¥900 ¥600
大学生
University/College
¥900 ¥700 ¥450

・高校生以下は無料です。

・20名以上の場合は団体割引料金になります。

・70歳以上の方は半額になります。

・障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります。

・17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。

 

・Free admission for  High / Junior high / Elementary school students and Preschool-age children.

・Group : 20 or more people.

・Half price for visitors aged 70 or older. (Show identification proving your age)

・Discount admission for one with  disabilities, and free admission for one caregiver. (Show identification notebook for the disabled)

・Evening discount admission: from 17:00.


主催
兵庫陶芸美術館、神戸新聞社
後援
兵庫県、兵庫県教育委員会、丹波篠山市、丹波篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、公益財団法人 兵庫県芸術文化協会、公益財団法人 兵庫県国際交流協会
協力
丹波立杭陶磁器協同組合

主な出品作品

  1. 色絵金盛薔薇文飾壺 1891~1921年頃
  2. 色絵食器揃(フランク・ロイド・ライトデザイン) 1923-40年頃
  3. 色絵金彩ビーディング芥子文皿 1911-21年頃
  4. 色絵盛上カワセミ付小物入 1911-21年頃
  5. 色絵金盛ジュール婦人文花瓶 1891-1921年頃
  6. 色絵金盛アイリス文水注 1891-1921年頃
  7. 色絵金彩婦人文蓋物 1920-31年頃
  8. 白盛花唐草文瓜型花瓶 制作年不詳
  9. コバルト金彩ティーセット 1908年以降

  ※すべて若林コレクション

関連企画

【受付終了】記念講演会「オールドノリタケと若林コレクション」

  • 日時:2022年4月16日(土)13:30~15:00
  • 講師:芦刈歩氏(茨城県陶芸美術館学芸員)
  • 場所:兵庫陶芸美術館 研修棟1階 セミナー室
  • 定員:110名(事前申込制、先着順)
  • 参加費:無料 ※ただし、観覧券(半券可)が必要です。
詳細はこちら
詳細はこちら(PDF)

◆ギャラリートーク:「当館学芸員による展示解説」

[日時]3月26日(土)、4月9日(土)、4月23日(土)、5月7日(土)、5月21日(土)

いずれも11:00から1時間程度

※観覧券が必要です

図録

257×185mm  220ページ   ¥2500(税込)


同時開催

テーマ展:丹波焼の世界season6

2022年3月12日(土)~2023年2月26日(日)

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