土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

展覧会情報

会期:2018年12月22日(土)~2019年2月24日(日)

テーマ展2018年著名作家招聘事業×テーマ展 「内田鋼一展 ― 時代をデザインする」

内田鋼一 《加彩広口大壺》 2014年 photo Naoki Sasaki

 国内外で活躍する著名な作家を招聘し、若き作り手たちに刺激を与えるとともに、幅広い人々により深く陶芸に親しんでいただくことを目的に実施している「著名作家招聘事業」。第13回となる今回は、世界の窯業地を巡り、身につけた陶技を駆使しながら、生活に用いる器から、インテリア、建築とのコラボレーションなど、幅広く多彩な活動で注目を集める作家・内田鋼一氏(1969- )をお迎えします。

 愛知県名古屋市に生まれた内田氏は、1990年に愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科を修了後、頻繁に海外を訪れるようになり、アジア、アフリカ、ヨーロッパなどの窯業地での滞在制作を重ねていきました。それぞれの地域に伝わる古窯や古陶磁に学びながら、現地の素材や技法を体得したやきもの制作は、ときに「無国籍」ともいわれる内田氏の独自のスタイルの源泉となります。そして、1992年に23歳で三重県四日市市に自身の工房を構え、作家として独立を果たしました。
 内田氏の創作活動は、素材や分野にとらわれず、じつに多岐にわたりますが、一貫しているのは「シンプルであること」と「素材を感じさせること」という美意識です。そこには、現代を生きる一人の作り手としての「内田鋼一」という存在がしっかりと刻まれながらも、結果として「時代の求めるもの」を鋭く先取し、その潮流を秘やかに生み出していく内田氏の創造の核心が込められています。やきもの以外にも、鉄や漆喰、木などを用いた家具や調度品の制作、店舗の内装や建築空間への提案、さらには、作り手ならではの独自の審美眼によって収集された古陶磁、古道具などのコレクションを形成し、2015年には地元の産業陶器で、1979年に経済産業大臣より伝統的工芸品の指定も受けている「四日市萬古焼」を紹介する私設美術館「BANKO archive design museum」を立ち上げるなど、近年、ますますその活動の場を広げています。
 本展では、内田氏の作品の象徴ともいえる「白」をテーマに、内田氏がこれまでに手掛けた様々な作品に加え、その「形の素」ともいえる収集作品にも注目し、つねに時代をデザインする内田氏の独創的な創作活動とそこに通底する美意識に迫ります。

作家プロフィール

内田鋼一
Koichi Uchida

1969 愛知県名古屋市に生まれる
1990 愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科修了
1992 三重県四日市市にて独立
1993 個展を中心に活動を始める
2006 「陶芸の現在、そして未来へ Ceramic NOW+」(兵庫陶芸美術館)
2010 「茶事をめぐって-現代工芸への視点」(東京国立近代美術館工芸館)
2015 「BANKO archive design museum」(三重県四日市市)を開館

概要

展覧会名 内田鋼一展 ― 時代をデザインする
Koichi Uchida, designing the era
会期 2018年12月22日(土)~2019年2月24日(日)
休館日 月曜日、12月31日(月)、2019年1月1日(火・祝)
ただし、12月24日(月・振休)、2019年1月14日(月・祝)、2月11日(月・祝)は開館、12月25日(火)、2019年1月15日(火)、2月12日(火)は休館
開館時間 10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
出品点数 約90件
会場 兵庫陶芸美術館 展示室1
観覧料
  個人
Individual
団体
Group
夜間(17:00~)
Evening
一般
Adult
¥600 ¥500 ¥300
大学生
University/College
¥500 ¥400 ¥250

同時開催中の特別展「やきものを分析する―装飾編―」( 2018年12月22日(土)~2019年2月24日(日))の料金に含まれます。
(本展のみをご覧いただくことはできません。)

本展のみの観覧券はありません。

高校生以下は無料です。

20名以上の場合は団体割引料金になります。

70歳以上の方は半額になります。

障害のある方は半額、その介助者1名は無料になります。

17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。


Theme Exhibition’s admission fee is included in Special Exhibition held at the same time.

Group : 20 or more people.(Show identification notebook for the disabled)

Free admission for  High / Junior high / Elementary school students and Preschool-age children.

Half price for visitors aged 70 or older. (Show identification proving your age)

Half price for visitors with disabilities, and free admission for one accompanying person.

(Show identification notebook for the disabled)

Evening: from 5:00 p.m.

 

 


主催
兵庫陶芸美術館、丹波新聞社

主な出品作品

  1. 内田鋼一 《加彩広口大壺》 2014年
  2. 内田鋼一 《White Bowl》 2018年
  3. 内田鋼一 《Untitled》 2018年
  4. 《漆喰箱》 紀元前1~2世紀 モロッコ
  5. 《白丹波 各種》 江戸~明治時代
  6. 《古伊万里白磁向付 各種》 江戸時代

 photo Naoki Sasaki

関連企画

クロストーク 安藤雅信氏×内田鋼一氏

  • 日時:2019年1月19日(土)13:30~15:00
  • 講師:安藤雅信氏(陶作家・ギャルリ百草廊主)×内田鋼一氏
  • 場所:兵庫陶芸美術館 展示棟B1F 展示室1「内田鋼一展」会場
  • 参加費:無料(ただし、参加には観覧券が必要)・事前申込不要
詳細はこちら
詳細はこちら(PDF)

アーティストトーク 内田鋼一氏による展示解説

  • 日時:2019年1月20日(日)11:00~12:00
  • 講師:作家 内田 鋼一氏
  • 場所:兵庫陶芸美術館 展示棟B1F 展示室1「内田鋼一展」会場
  • 参加費:無料(ただし、参加には観覧券が必要)・事前申込不要
詳細はこちら
詳細はこちら(PDF)

内田鋼一氏ワークショップ デモンストレーション&レクチャー

  • 日時:2019年1月20日(日)14:00~16:00
  • 講師:作家 内田 鋼一氏
  • 場所:兵庫陶芸美術館 エントランス棟1F 工房
  • 定員:20人(対象:陶芸を学ぶ学生や若手作家、陶芸に興味がある方等 事前申込み制・募集多数の場合は抽選 ※結果は郵送)
  • 参加費:無料(ただし、意見交換会での茶菓子代が必要)
詳細はこちら
詳細はこちら(PDF)
WEB申込はこちら

当館学芸員によるギャラリートーク

2019年1月6日(日)、2月3日(日)、2月17日(日)

いずれも11時より(観覧券が必要です)

同時開催

特別展:やきものを分析する ―装飾編―

2018年12月22日(土)~2019年2月24日(日)

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テーマ展:丹波焼の世界 season2

2018年5月23日(水)~2019年3月24日(日)

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