土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

これまでの特別展情報

これまでの特別展

追悼 人間国宝 三代徳田八十吉展 -煌めく色彩の世界-

会期:2011年3月12日(土)~2011年5月29日(日)
古九谷の色彩の美しさを現代に生かして独自の作風を確立した、重要無形文財「彩釉磁器」保持者(人間国宝)である、三代徳田八十吉(1933-2009)の創作活動を回顧するとともに、古九谷の名品も併せて展示します。

現代陶芸の地平を拓く~富本憲吉から八木一夫へ~

会期:2011年1月22日(土)~2011年2月27日(日)
当館が所蔵する日本の近現代の陶芸家50名の作品を通じて、個人作家として現代陶芸の礎を築いた富本憲吉や、用途を持たない立体造形を生み出した八木一夫らの先人が残した足跡。そして現在活躍する作家によって生み出される、陶による多様な表現の一端をご紹介します。

日本磁器ヨーロッパ輸出350周年記念 パリに咲いた古伊万里の華

会期:2010年10月16日(土)~2011年1月10日(月・祝)
渡欧した古伊万里の収集家・碓井文夫氏のコレクションより、当時のヨーロッパ王侯貴族の趣味を反映した装飾やデザインなど、すべて日本初公開となる珍しい古伊万里の優品の数々をご紹介します。

型が生み出す、やきものの美-柿右衛門・三田-

会期:2010年6月5日(土)~2010年10月3日(日)
やきものの成形には、ロクロ引きだけではなく、型(カタ)による成形も用いられ、過去、多種多様なやきものが生み出されました。本展では、兵庫県内で作られた作品はもとより、肥前の柿右衛門家や、萩の三輪家など西日本各地の窯場に伝世する型と、型でつくられた多彩なやきものをご紹介します。
※会期中に展示替えを実施。
(前期)2010年6月5日(土)~8月1日(日)
(後期)2010年8月7日(土)~10月3日(日)

没後50年 北大路魯山人展

会期:2010年3月13日(土)~2010年5月23日(日)
美食家・陶芸家として著名な北大路魯山人(1883~1959)について、陶芸をはじめ書・絵画・漆器なども含めたその幅広い作品から、約50年にわたる創作活動を回顧します。

FROM IZUSHI 出石の磁器、純白から広がる無限の世界

会期:2009年12月12日(土)~2010年2月28日(日)
現在も操業を続ける兵庫県下の窯業地・出石で開催されてきた「出石磁器トリエンナーレ」の歴代受賞作品を紹介します。また、同地で制作された白磁作品等もあわせて展示し、出石発の様々な磁器の魅力を探ります。

ハンス・コパー 20世紀陶芸の革新

会期:2009年9月12日(土)~2009年11月29日(日)
20世紀イギリスの陶芸界を代表し、その後の現代陶芸に大きな影響を与えた巨匠ハンス・コパー(1920~1981)の日本ではじめての回顧展。欧米のコレクションからの代表作を展示し、全貌を紹介します。

Made in Tamba ~丹波の里のやきものづくり~

会期:2009年6月6日(土)~2009年8月30日(日)
緑豊かなこの里山で丹波焼はいったいどのようにして作られ、伝統を育んできたのでしょうか。古い丹波焼や現在に残る窯道具から当時の製作方法や技術を探ります。

唐津・鍋島・柿右衛門 九州古陶磁の精華 田中丸コレクションのすべて

会期:2009年3月21日(土)~2009年5月24日(日)
田中丸コレクションは、福岡玉屋百貨店の創始者である田中丸善八(たなかまる・ぜんぱち)氏が収集した、世界屈指の九州古陶磁コレクションです。唐津・伊万里・鍋島・柿右衛門をはじめとする、江戸時代に九州各地で作られたやきものを幅広く網羅し、かつ代表的な名品が揃っています。本展では約180点を厳選し、九州古陶磁の全貌を紹介します。

陶片は語る。-窯跡出土遺物から解明されるやきものの新知見-

会期:2009年1月24日(土)~2009年3月8日(日)
窯跡から出土する陶片は、産地が特定されるだけでなく、破片であることから科学的な分析が行われ、伝世品では分からないさまざまな情報を得ることができます。本展では、陶片が語りかける兵庫のやきものの魅力をご紹介します。