土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

これまでの特別展情報

これまでの特別展

尾形周平展

会期:2013年3月9日(土)~2013年5月26日(日)
京都の陶工尾形周平(1788-1839)は、兵庫県内の姫路東山焼と淡路珉平焼の開窯に関わりました。本展は周平を主に扱う初の大規模展であり、周平作品および関連する窯の製品も併せて紹介することにより、その活動を追跡します。

現代陶芸の巨匠たちの美と技-富本憲吉・清水卯一・松井康成-

会期:2012年12月15日(土)~2013年2月24日(日)
当館のコレクションから、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定されている富本憲吉、清水卯一、松井康成の作品をご紹介します。現代陶芸の巨匠たちの優れた美と技の世界をご堪能ください。

日中国交正常化40周年記念 東京富士美術館所蔵 中国陶磁名品展

会期:2012年9月8日(土)~2012年11月25日(日)
東京富士美術館の中国陶磁は、新石器時代から清時代にいたる約4500年の陶磁史が通覧できる、日本国内有数のコレクションです。本展は、それらを一堂に公開する初めての展覧会です。厳選した名品によって中国陶磁の悠久の歴史を紹介します。

学芸員のまなざし Curators×Collection

会期:2012年6月9日(土)~2012年8月26日(日)
当館には、古陶磁から現代陶芸まで幅広く所蔵されています。そこで、本展では、新収蔵を含む所蔵品を中心にして、当館学芸員がテーマを個々に持ち寄ることで、学芸員の様々な視点(まなざし)を紹介するとともに、やきものの魅力と多様性をさぐっていきます。

柳宗悦と丹波の古陶

会期:2012年3月10日(土)~2012年5月27日(日)
丹波焼は、戦前から戦後にかけて民藝運動を提唱した柳宗悦(1889-1961)によって、その名を知られるようになりました。柳は丹波焼の日常雑器に、人為を超えた無作為の美を見出して絶賛しました。本展では、日本民藝館(東京駒場)が所蔵する、柳が蒐集した丹波焼を一堂に紹介します。

荒木高子展-心の深淵に迫る-

会期:2011年12月10日(土)~2012年2月26日(日)
荒木高子(1921-2004)は、崩れゆく聖書をやきもので表現し、日本国内のみならず海外でも高い評価を受けた、兵庫県西宮市出身の陶芸家です。本展は、荒木の生涯にわたる作品を展示し、彼女が陶芸界に残した足跡をたどります。

日独交流150周年記念  国立マイセン磁器美術館所蔵 マイセン磁器の300年

会期:2011年9月10日(土)~2011年11月27日(日)
ヨーロッパ磁器の発祥となったドイツのマイセン磁器製作所が、2010年に開窯300周年を迎えました。本展は、ヨーロッパ磁器誕生のドラマと300年にわたる歴史の全容を、国立マイセン磁器美術館のおよそ2万点におよぶコレクションより選りすぐった約160件の作品によってご紹介するものです。

ひょうごの古陶遍歴

会期:2011年6月11日(土)~2011年8月28日(日)
平成17年の秋に開館しました兵庫陶芸美術館では、国内外のやきものの展示だけでなく、丹波焼(篠山市)や三田焼(三田市)、東山焼(姫路市)など、兵庫県内のやきもの収集・保存も行っています。本展では、これまでに収集した古陶磁を旧五ヶ国(丹波・摂津・淡路・播磨・但馬)を巡りながら紹介します。

追悼 人間国宝 三代徳田八十吉展 -煌めく色彩の世界-

会期:2011年3月12日(土)~2011年5月29日(日)
古九谷の色彩の美しさを現代に生かして独自の作風を確立した、重要無形文財「彩釉磁器」保持者(人間国宝)である、三代徳田八十吉(1933-2009)の創作活動を回顧するとともに、古九谷の名品も併せて展示します。

現代陶芸の地平を拓く~富本憲吉から八木一夫へ~

会期:2011年1月22日(土)~2011年2月27日(日)
当館が所蔵する日本の近現代の陶芸家50名の作品を通じて、個人作家として現代陶芸の礎を築いた富本憲吉や、用途を持たない立体造形を生み出した八木一夫らの先人が残した足跡。そして現在活躍する作家によって生み出される、陶による多様な表現の一端をご紹介します。