土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

これまでの展覧会情報

これまでの展覧会

やきもののかたち

会期:2009年2月7日(土)~2009年3月29日(日)
やきものには、時代の流行や需要に応じて作られた様々なかたちがあります。本展では、主に近世のやきものの“かたち”に焦点を当て、人々との関わりを探ります。
(写真)東山 染付古銅写獣耳花瓶 江戸時代後期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

陶片は語る。-窯跡出土遺物から解明されるやきものの新知見-

会期:2009年1月24日(土)~2009年3月8日(日)
窯跡から出土する陶片は、産地が特定されるだけでなく、破片であることから科学的な分析が行われ、伝世品では分からないさまざまな情報を得ることができます。本展では、陶片が語りかける兵庫のやきものの魅力をご紹介します。

やきもののもよう

会期:2008年10月18日(土)~2009年2月1日(日)
やきものに装飾された、おめでたい文様や絵図、幾何学的な模様。丹波焼を中心に兵庫県内でつくられたやきものに記されたもようを紹介し、その魅力にせまります。
(写真)丹波 赤土部葉文壺 江戸時代前期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

創立250周年記念 ウェッジウッド-ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史-

会期:2008年10月8日(水)~2009年1月12日(月・祝)
「英国陶工の父」と称えられたジョサイア・ウェッジウッドによって1759年に創設されたウェッジウッド社。まもなく創立250周年を迎えるのを記念し、同社の名品約250点を一堂に紹介します。日本初公開となる貴重な名品の数々に加え、各国王室に愛されたディナーサービスや様々な芸術家のデザインを起用した食器類など、その多彩な魅力の全貌に迫ります。

丹波焼Ⅱ(桃山―江戸)

会期:2008年9月24日(水)~2008年10月13日(金)
桃山から江戸時代にかけての丹波焼を紹介します。
(写真)丹波 灰釉鉄絵筒描海老文徳利 江戸時代後期 兵庫陶芸美術館

やきものの技法・材質

会期:2008年6月14日(土)~2008年9月23日(火・祝)
「土を焼く」ことに運命的ともいえる出会いを果たした荒木高子(1921~2004)、山根耕(1933~)らの作品を通じ、やきものの技法・材質が可能にした同時代の表現を探ります。
(写真)山根耕 土を結ぶ 03-15 2003年

再発見!五陶地のやきもの -丹波・但馬・摂津・播磨・淡路-

会期:2008年6月14日(土)~2008年9月23日(火・祝)
兵庫県は、丹波・但馬・摂津・播磨・淡路の旧5国が合併した県であり、各地ごとに特色のある陶磁器が生産されました。本展は、開館後3年を経過することにあわせ、丹波・出石・三田・東山・珉平をはじめとする、兵庫県下で明治時代以前までに生産された陶磁器約120件を網羅的に紹介し、郷土の窯業史を回顧します。
※会期中に展示替えを実施。
(パート1)2008年6月14日(土)~8月3日(日)
(パート2)2008年8月5日(火)~9月23日(火・祝)

丹波焼Ⅰ(鎌倉―室町)

会期:2008年5月24日(土)~2008年6月13日(金)
鎌倉から室町時代にかけての丹波焼をご紹介します。
6月14日[土] からはじまる特別展「再発見!五陶地のやきもの」のうち、丹波焼の展示室のみを先行して、ご覧いただきます。
(写真)丹波 壺 室町時代中期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

やきもののしるし

会期:2008年3月29日(土)~2008年5月18日(日)
丹波焼の中から、中世に記された窯印と呼ばれる記号や近世の作者名、商標などの刻銘・刻印など、「しるし」のある作品を集め、展示します。
(写真|部分) 丹波 赤土部灰釉壺「本小野原 吉兵衛」銘 江戸時代中期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

縄文-いにしえの造形と意匠-

会期:2008年3月15日(土)~2008年6月1日(日)
縄文土器は、世界の原始土器のなかでも優れた造形と意匠で装飾されたやきものです。
本展では、東日本を中心とした地域で出土した縄文土器や土偶、装身具など約250点を一堂に会し、そのかたちや意匠、そこに秘められた縄文人の思想などを造形美とともに探っていきます。また、日本考古学の嚆矢ともなった大森貝塚から出土した土器などもあわせて紹介します。