土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

これまでの展覧会情報

これまでの展覧会

再発見!五陶地のやきもの -丹波・但馬・摂津・播磨・淡路-

会期:2008年6月14日(土)~2008年9月23日(火・祝)
兵庫県は、丹波・但馬・摂津・播磨・淡路の旧5国が合併した県であり、各地ごとに特色のある陶磁器が生産されました。本展は、開館後3年を経過することにあわせ、丹波・出石・三田・東山・珉平をはじめとする、兵庫県下で明治時代以前までに生産された陶磁器約120件を網羅的に紹介し、郷土の窯業史を回顧します。
※会期中に展示替えを実施。
(パート1)2008年6月14日(土)~8月3日(日)
(パート2)2008年8月5日(火)~9月23日(火・祝)

丹波焼Ⅰ(鎌倉―室町)

会期:2008年5月24日(土)~2008年6月13日(金)
鎌倉から室町時代にかけての丹波焼をご紹介します。
6月14日[土] からはじまる特別展「再発見!五陶地のやきもの」のうち、丹波焼の展示室のみを先行して、ご覧いただきます。
(写真)丹波 壺 室町時代中期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

やきもののしるし

会期:2008年3月29日(土)~2008年5月18日(日)
丹波焼の中から、中世に記された窯印と呼ばれる記号や近世の作者名、商標などの刻銘・刻印など、「しるし」のある作品を集め、展示します。
(写真|部分) 丹波 赤土部灰釉壺「本小野原 吉兵衛」銘 江戸時代中期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

縄文-いにしえの造形と意匠-

会期:2008年3月15日(土)~2008年6月1日(日)
縄文土器は、世界の原始土器のなかでも優れた造形と意匠で装飾されたやきものです。
本展では、東日本を中心とした地域で出土した縄文土器や土偶、装身具など約250点を一堂に会し、そのかたちや意匠、そこに秘められた縄文人の思想などを造形美とともに探っていきます。また、日本考古学の嚆矢ともなった大森貝塚から出土した土器などもあわせて紹介します。

丹波の茶陶

会期:2007年12月29日(土)~2008年3月23日(日)
桃山時代になると茶の湯の流行に伴い、丹波でも茶器を作るようになります。本展では、当館が所蔵する丹波焼の茶陶を紹介します。
(写真)丹波 灰釉手桶形水指 江戸時代前期 兵庫陶芸美術館

青磁を極める-岡部嶺男展

会期:2007年12月15日(土)~2008年3月2日(日)
愛知県瀬戸市に生まれ育った岡部嶺男(1919~90)は、青瓷(青磁)の研究を通して独特の釉調や釉色をもつ「嶺男青瓷」と呼ばれる格調高い作品を生み出しました。
本展では、その独創性に富んだ作陶活動を没後初めて回顧し、初期から晩年までの作品約170点を一堂に展観します。

丹波の徳利

会期:2007年9月29日(土)~2007年12月24日(月・祝)
中世末以降、丹波では変化に富んだ徳利が作られました。造形や装飾にスポットを当てながら、多彩な丹波の徳利を紹介します。
(写真)丹波 焼締傘徳利 江戸時代後期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

現代陶芸への招待-日本とヨーロッパ-

会期:2007年9月15日(土)~2007年12月2日(日)
当館では、設立準備段階の平成15年度より、国内外の現代陶芸作品を収集してきました。 本展では、現代陶芸の出発点にある富本憲吉やバーナード・リーチの作品をはじめ、荒木高子、松井康成、清水卯一など日本の陶芸の流れに大きな足跡を残した作家の作品、リーチと並ぶイギリス陶芸界の巨匠ルーシー・リー、ハンス・コパーの作品等を、現代陶芸とは何かを考えるテーマに応じて展示します。

丹波の赤

会期:2007年6月30日(土)~2007年9月24日(月・祝)
近世丹波を代表する技法である赤土部(あかどべ)。鮮やかな赤褐色の作品を紹介し、その魅力に迫ります。
(写真)丹波 赤土部徳利 江戸時代前期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

珉平焼 -淡路が生んだ幻の名陶-

会期:2007年6月16日(土)~2007年9月2日(日)
珉平(みんぺい)焼は、江戸後期に賀集珉平(かしゅうみんぺい)が淡路島で創始したやきものです。その作品の幅広いバリエーションは、当時の国内においてトップクラスに位置づけられます。本展では、当館および各地に所蔵される珉平焼約120件と、最新の発掘調査の成果をあわせて紹介します。