土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

これまでの展覧会情報

これまでの展覧会

陶芸の現在、そして未来へ

会期:2006年6月10日(土)~2006年 8月27日(日)
21世紀に入り、現代陶芸のありようは、「土を素材とした現代造形の一つとして、陶芸がいかにしてその固有の意味と構造を持つことができるのか」という本質的な問いかけを改めて必要としているように見えます。
本展は、土を造形素材として選び、常に第一線で陶芸の新たな可能性を追求し続けている作家たちに出品を依頼し、それぞれの作品の独創性を通して未来につながる新たな陶芸のあり方を力強くうらなおうというものです。

バーナード・リーチ展

会期:2006年3月18日(土)~2006年5月28日(日)
20世紀を代表する陶芸家バーナード・リーチ(1887~1979)は、20歳代を日本で過ごし、同世代の若い芸術家と交流する中で、やきもの作りに魅せられました。その作品は、中国・朝鮮の陶磁器から影響を受けるとともに、丹波をはじめとする日本の民窯からも多くを得ています。本展では、こうしたリーチの足跡を国内外の美術館が所蔵する代表作によりたどります。

『田中寛コレクション』と現代の陶芸

会期:2005年12月23日(金・祝)~2006年3月5日(日)
当館では、丹波焼をはじめ兵庫県内で作られたやきものからなる田中寛コレクションに加え、平成15年度からは寄贈や購入により近代・現代の名作を収蔵品に加えてきました。 本展では、当館所蔵品の代表作を一堂に公開し、陶芸文化の広がりを探ります。

やきもののふるさと 丹波 -名品でたどる800年のあゆみ-

会期:2005年10月1日(土)~2005年12月11日(日)
平安時代末期から現在にいたるまで丹波の地では、やきものが作り続けられてきました。 本展では、当館所蔵品の核となる田中寛コレクションからよりすぐった作品のほか、全国各地の美術館・博物館、個人所蔵家の作品により、800年の歴史を刻む丹波焼の魅力を紹介します。