土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

これまでの展覧会情報

これまでの展覧会

名品でたどる丹波焼Ⅱ

会期:2006年11月11日(土)~2007年1月28日(日)
緑色の自然釉が美しい中世の丹波焼をご紹介する「名品でたどる丹波焼Ⅰ」に引き続き、第2弾では、それまでの自然釉から人工的に釉薬をほどこした作品を中心とした、近世から近代の丹波焼をご覧いただきます。
(写真)丹波 立鶴文徳利 江戸時代後期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

人のかたち -もうひとつの陶芸美 カルチャー・ギャップなやきものたち

会期:2006年11月3日(金・祝)~2007年1月8日(月・祝)
国内、海外の作家達の「人」をテーマにした作品を通して、グローバル化の中で錯綜する文化、つくり手たちが生み出す多彩なメッセージの実像をたどりながら、現代における「人」を造形化することの意味や、現代の陶芸を探求します。

名品でたどる丹波焼Ⅰ

会期:2006年9月9日(土)~2006年11月5日(日)
当館の“田中寛コレクション”から丹波焼の代表的な作品を展示し、丹波焼の歩んできた軌跡を中世・近世の2期にわけてたどります。
Ⅰでは、自然釉が素朴な美を醸し出す中世の丹波焼をご紹介します。
(写真)丹波 壺 室町時代中期 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション)

人間国宝 松井康成の全貌

会期:2006年9月9日(土)~2006年10月22日(日)
色の異なる土を組み合わせて整形し、同時に模様を作り上げる「練上手(ねりあげで)」の技法を現代の感性で復活させ、重要無形文化財保持者(人間国宝)となった 松井康成(1927-2003) の陶芸芸術の世界を紹介します。

陶芸の現在、そして未来へ

会期:2006年6月10日(土)~2006年 8月27日(日)
21世紀に入り、現代陶芸のありようは、「土を素材とした現代造形の一つとして、陶芸がいかにしてその固有の意味と構造を持つことができるのか」という本質的な問いかけを改めて必要としているように見えます。
本展は、土を造形素材として選び、常に第一線で陶芸の新たな可能性を追求し続けている作家たちに出品を依頼し、それぞれの作品の独創性を通して未来につながる新たな陶芸のあり方を力強くうらなおうというものです。

バーナード・リーチ展

会期:2006年3月18日(土)~2006年5月28日(日)
20世紀を代表する陶芸家バーナード・リーチ(1887~1979)は、20歳代を日本で過ごし、同世代の若い芸術家と交流する中で、やきもの作りに魅せられました。その作品は、中国・朝鮮の陶磁器から影響を受けるとともに、丹波をはじめとする日本の民窯からも多くを得ています。本展では、こうしたリーチの足跡を国内外の美術館が所蔵する代表作によりたどります。

『田中寛コレクション』と現代の陶芸

会期:2005年12月23日(金・祝)~2006年3月5日(日)
当館では、丹波焼をはじめ兵庫県内で作られたやきものからなる田中寛コレクションに加え、平成15年度からは寄贈や購入により近代・現代の名作を収蔵品に加えてきました。 本展では、当館所蔵品の代表作を一堂に公開し、陶芸文化の広がりを探ります。

やきもののふるさと 丹波 -名品でたどる800年のあゆみ-

会期:2005年10月1日(土)~2005年12月11日(日)
平安時代末期から現在にいたるまで丹波の地では、やきものが作り続けられてきました。 本展では、当館所蔵品の核となる田中寛コレクションからよりすぐった作品のほか、全国各地の美術館・博物館、個人所蔵家の作品により、800年の歴史を刻む丹波焼の魅力を紹介します。